副反応について
足つぼ療法は、体調や健康状態により、下記のような副反応が生じる場合があります。体内の毒素を排出することによる反応で、異常ではありません。
身体が熱くなる
足つぼを刺激することで全身の体温が上昇するため、足が赤くなることがあります。
また一時的に身体がかゆく感じることがあります。
出血点がでる
もともとの血液循環が悪い場合に起きる現象です。
血液が流れていなかった血管に血液が流れ始めるため、毛細血管の内圧が上がり内出血を起こす場合がございます。ほとんどの場合、出血点は1週間以内に消失します。
身体がだるく眠くなる
血液の流れがよくなると副交感神経が優位になり、身体のだるさや眠気を感じる場合があります。
身体が、疲労を認識しているからこそ
足が浮腫む
血液循環が悪いと起きる場合があります。
足つぼを刺激することで血液が下半身に片寄ってしまい、結果として浮腫みとして現れます。
水分の取りすぎではなく、むしろ上半身の臓器は水分を必要としているため、十分に水分を取るようにしてください。
尿の色が濃くなる、臭いがする
新陳代謝が活発になった結果、老廃物が各器官から排泄されます。
そのため、施術直後から翌日にかけて老廃物を多く含む色の濃い尿が出てきます。
消化不良
食後すぐに施術をすると、消化に必要な血液までもが全身に分散され、胃の消化不良の原因となります。
喉が渇く
施術後、500cc以上の水を飲んでいただきます。
これは施術によって各器官からでてくる老廃物がスムーズに体外に排泄されるためです。
もともと体内の水分量が不足していると、喉の乾き、身体のだるさを感じる場合があります。
禁忌事項・施術が受けられない場合について
足つぼ療法は基本的に副作用のない療法ですが、状態によっては身体への影響を考えて、施術をお断りする場合があります。
下記に当てはまる方は施術前に必ずお申し出ください。
- 食後1時間以内の場合
- 泥酔している場合
- 重度の感染疾患を抱えている場合
- 救急患者、急性外傷がある場合
- 圧痛がある場合(炎症・捻挫・痛風・リウマチ・等)
- 妊娠中および生理中
- 陥入爪(巻き爪)
- 循環器障害がある場合
- 静脈及びリンパ系に急性の炎症がある場合
- 過去に静脈炎を発症したことがある場合
- 生命にかかわる器官及び系統の近くに異物がある場合(頭に近い頸部に戦争時の負傷による破片が残っている、など)
- 動脈瘤がある場合
- 委嘱を受けている場合
- とくに足及び脚部に黒色腫がある場合
- 足にズーデック委縮(交感神経反射性ジストロフィー)がある場合
- 足に壊疽がある場合
- 広範囲に湿疹がある場合、または足全体に真菌症が広がっている場合
- 足に直接かかわるリウマチ性の疾病で、かつ急性の痛みを伴う追発がある場合
- 感染症又は高熱をともなう疾病を抱えている場合